パンダの国

最近のおやつにはオモチャが付いてくる。
むしろそれがひどくなっていて、オモチャにおまけの菓子がついてくる、という事態になっている。


あれは二年前だった
テレビ番組の企画を真似て実際にやってみよう！と密かに計画をたて、地味に盛り上がろうとしている男たちがいた。そのなかのいいだしっぺ、それがヨウヘイコバヤシだ。
面白そうだということで私を含め何人かが途中参加した。その企画というのが『白飯に合う駄菓子探し！』(だっけ？)という今思い出しても恐ろしい企画だ。

いつもなら白い目でみながら『あいつら馬鹿だなー』なんて周りの子と指を指して笑うはずなのだが、なぜかその時は本能がそれを経験しておけ！と訴えてきた気がした。

駄菓子を何人かで囲んで白い飯を回す。クジをひいておかず(Dagashi)を決める
チップス→合う。だって料理本に出てくるぐらいだもん
チョコ→意外と合う。確か伊藤がウマイを連発しながら食っていた
グミ→味によっては合うものも。
よっちゃん→これは番組ですでにまずいことがわかっていた。コワイモノミタサで挑戦、撃沈。
三角コーン→このへんがなんとも言えない絶妙な味わいをかもしだす。

だがこれは序ノ口だ。本当に、ほんっとおぉーに合わない菓子を私はクジでひいてしまった。


やつの名は＊ラムネ＊だ。

ゲロもの。いや、なんていうか不味いとかじゃなく、身体が拒否する感じ？
口に入れた瞬間に脳よりも胃が『吐け!!』と指令してくる感覚。

はっきりいって、トラウマです。


何が言いたいのかと言うと
オモチャのオマケでついてくるお菓子はラムネじゃなくて飴ちゃんでもよくない？ってこと。